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「就職差別の根本的解決をめざして」
 第5回就職差別撤廃東京集会

 6月3日、千代田区公会堂で、「就職差別の根本的解決をめざして」をテーマに第5回「就職差別撤廃」東京集会がひらかれた。都内企業の公正採用選考人権啓発推進員や行政・教育関係者などが650人参加した。

 集会は「就職差別の根本的解決をめざして」をテーマとし、基調講演「企業の社会的責任について」を竹村実行委員長がおこない、企業と社会の関係の変遷、CSR(企業の社会的責任)の内容と国内外の動向などを説明し、CSRと就職差別撤廃の課題を明らかにした。

 ソニー株式会社の林恒幸さんからはCSRに取り組む先進事例〜雇用における機会均等」とのテーマで、自社の方針、体制、取り組み事例などをパワーポイントで紹介された。東京都同和教育研究協議会の長谷川文夫さんからは2003年度の就職時の「早期選考、面接や社用紙」など東京の高校生が直面している就職差別の実態や課題について報告された。

 東京労働局の廣瀬誠人さんからは「公正な採用選考をめざして」と題して、職業安定行政の観点から人権意識の徹底と人権啓発活動の必要性が述べられた。

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