6月19日、千代田区公会堂で、「公正採用選考をめぐる制度の動向と課題〜雇用・職業と女性差別等」をテーマに第4回「就職差別撤廃」東京集会がひらかれた。都内企業の公正採用選考人権啓発推進員や行政・教育関係者などが650人参加した。
集会は「公正採用選考をめぐる制度の動向と課題〜雇用・職業と女性差別等」をテーマとし、基調講演「雇用・職業と女性差別等」を竹村実行委員長がおこない、女性差別の現状や課題から雇用・職業の問題点を明らかにした。
また、マンパワージャパンの新津紀彦さんからは公正採用選考の視点から見た派遣労働の現状と課題が報告された。また、東京路同和教育研究協議会の桐畑善次さんからは2002年度の就職時に見られた「早期選考、面接や社用紙」など東京の高校生が直面している就職差別の実態や課題も報告された。