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「職業紹介の民間開放の現状と課題」
 第6回就職差別撤廃東京集会

 6月3日、池袋の豊島公会堂で、「職業紹介の民間開放の現状と課題」をテーマに第6回「就職差別撤廃」東京集会がひらかれた。都内企業の公正採用選考人権啓発推進員や行政・教育関係者などが600人参加した。

 集会は「職業紹介の民間開放の現状と課題」をテーマとし、基調講演「『人権』を経営理念の中核に」を竹村実行委員長がおこない、人権の定義、人権と企業の関係、ILOにおける雇用・・職業と人権の関わりを述べ企業における人権の確立を求めた。

 部落解放同盟大阪府連合会の北口末広書記長が「民間職業紹介が関わった就職差別事件」の報告を行なった。具体的事例報告とともに企業に求められる人権の水準を示した。

 また、東京都同和教育研究協議会の長谷川文夫さんが「2004年度公正採用選考の現状と課題〜学校現場から」と題する報告をし、「早期選考や面接や斜陽し」など東京の就職差別の実態を報告した。また、東京労働局の西川尚孝職業安定部職業対策課補佐からも「公正採用選考への取り組み」が報告された。

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